SAINT-EXUPERY:LA DERNIERE MISSION |
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原題:SAINT-EXUPERY:LA DERNIERE MISSION 邦題:サン=テグジュペリ 星空への帰還 TV放映:1994年(フランス/ドイツ/オーストリア/スイス) 製作:アラン・クレール 脚本:ロべール・アンリコ、マルセル・ジュリアン 音楽:ジャン・ミュジー 監督/原案:ロべール・アンリコ 出演者:ベルナール・シドロー マリア・デ・メディロス、フレデッリック・デン・ドリエッシュ |
出演機:P-38他 IMDbユーザー評価:6.9 発売:日本コロンビア 時間:104分 価格:14,800円 |
うれしいことに監督は「冒険者たち」の巨匠ロベール・アンリコ。この映画では、飛行シーンを期待してはいけない。アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが偵察飛行に出て行方不明になる前の二日間の彼の行動を描いた映画で、そのほとんどは回想シーンで構成されている。妻コンスエロとの出会い、エアロポスタル社のパイロットとして働いていた頃の思い出、そしてメルモーズ、ギヨメ等と話し合った日々、それらが最後の二日間によみがえってくる。それらの出来事にサン=テグジュペリの作品「人間の土地」「夜間飛行」なども登場。そして、僚友たちを戦争や事故で失った今、一人北アフリカの基地から偵察に飛び立ってゆくアントワーヌ。事故を予測していたかのように残されていた妻への手紙。作家でありパイロットであるサン=テグジュペリの伝記的な映画だ。 サン=テグジュペリの個性、考え方などがよく描写されており、ベルナール・シドローが、その風貌までよく似せての熱演。この映画のためにベルナールは体重を7キロ増やしたとか。劇中ニュース映画にナンジェッセとコリの「白い鳥」号がでてきたりして、当時のフランス航空界を知る上でも興味深い。それにしてもフランス人てなんてのんびりしているのだろう。そこにはとても戦時中とは思えない普段着のフランス人が姿が映し出されている。これじゃ戦争に勝てる分けないよ。 全体を通してサン=テクジュペリ本人の作品に見られるような叙事詩的な雰囲気が流れている。これを見てから、箱根の「星の王子様ミュージアム」に行くのも一興かと。 |
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